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不当解雇とたたかう日本航空労働者を支える会 

 

代表世話人の写真とコメント

浅倉 むつ子 早稲田大学教授

 航空機が安全に運航されるには、乗務員の方々が心身の健康を保ちながら業務に従事できる雇用保障と労働条件が、絶対に必要です。
 働いている人を大切にしなければ、安全な空の旅はありえません。だからこそ、日本航空の不当な解雇には、声を大にして「ノー」と言います。
 繰り返し差別を受けながらも、笑顔を忘れずに働き続けてきた多くの客室乗務員の女性たちのためにも、企業利益優先の雇用ルール違反行為を許すわけにはいきません。

2023年1月退任されました。長い間ありがとうございました。


宮里 邦雄 日本労働弁護団会長

 日本航空による整理解雇は、労働者の長いたたかいのなかで形成された整理解雇制限の法理に真っ向から挑戦するものです。
 航空会社には、安全ルールはもとより雇用ルールを厳しく守ることが求められます。
 国鉄の分割民営化の際に行われた採用差別もそうでしたが、今回の整理解雇には組合弱体化の狙いもあります。
 労働権と団結権を守るこの重要なたたかいを心ある多くの方が支えて下さるよう呼びかけます。

2023年2月5日逝去されました。心よりご冥福をお祈りいたします。


脇田 滋 龍谷大学教授

 日本は、いまや「労働法後進国」です。過労死に至る過密・長時間労働、不安定で差別的な「非正規雇用」が大きく広がり、若年者、高齢者、女性の多くが人間らしく働ける、まともな雇用に就くことが困難になっています。日本社会では、皆が人間らしく働くために、雇用を分かち合うことが必要です。にもかかわらず、日本航空で大量解雇が行われました。まったく逆行しています。この整理解雇が認められるならば、すべての労働者・勤労者の働く権利が大きく侵害されてしまいます。日本航空の整理解雇に対抗して抗議の声を集中していかなければなりません。多くの方々に、この抗議の輪に加わっていただくように心より訴えます。


※代表世話人の肩書は支える会発足当時のもの。


不当解雇とたたかう日本航空労働者を支える会

(略称:JAL闘争を支える会)

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